朝一で椎間板ヘルニアの手術をしたミニチュアダックス、ひまわりの面会に行ってきました。

ひまわりの様子は、
尻尾を振って迎えてくれました。尻尾が振れるようになったんだ!少し安心です。
まだ後ろ足は伸びている状態でしたが、
お尻を持ち上げて後ろ足を立たせてみると、手術1日目に同じ姿勢を取った時よりも、自分の足で支えているようで、支えた時の重さが軽く感じました。
いい兆候だと思います。よかったぁ。

担当の先生がいらしたので、手術の詳しい説明を聞くことができました。
いつか同じ手術をする方の参考になることを願って、詳しく書いてみたいと思います。

椎間板ヘルニアとは

図1は背骨を横から見た断面となっています。
椎間板は、背骨をつなぎ、衝撃をやわらげるクッションの役割を果たしているのです。
椎間板のすぐ上には神経中枢系である脊髄が通っています。

背骨断面
図1 背骨断面

図2は椎間板部分を輪切りにしたところです。
椎間板はゼラチン状の非常に柔らかい髄核と、それを取り囲む線維輪からなっています。
椎間板輪切り
図2 椎間板輪切り断面

手書きの図なので、図が汚いのはご勘弁願います。

椎間板ヘルニアとは、線維輪に亀裂が生じて、ゼラチン状の髄核がはみ出している状態のことを言います。
はみ出した髄核が、中枢神経系である脊髄を圧迫することで、痛み、麻痺がおこります。

椎間板ヘルニアの手術方法

椎間板手術
図3 椎間板ヘルニア手術方法

椎間板ヘルニアの手術は、図3のように、まず背骨に穴を開けます。
これは、術野を確保するだけではなく、圧力を逃がすことができるという大切な役割があります。
ここから、はみ出している髄核を取り除きます。
その後、脂肪を穴をあけた部分に移植して終了です。
脂肪は、時間がたつにつれて、繊維状の物質に変化するとのことです。

ひまわりの場合は、脊髄と髄核が癒着している部分があったため、癒着部分については、脊髄を傷つけてしまう可能性があり、髄核をすべて取り除くことはできなかったそうです。

しかし、穴をあけたことで圧力を逃がすことができたので、手術の効果は期待できるとのことでした。

退院は順調にいけば、金曜日とのことです。
ここからはリハビリです。
頑張らなくっちゃ。

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